【一人旅が不安な方へ】絶対に知っておくべきことはその場所でのヤバいことです

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この記事では下のような方々に向けて書いています。

・初めてのひとり旅をすることが決まってドキドキされている方

・海外へ初めてのひとり旅をする方

など

 

絶対に知っておくべきことはその場所でのヤバいこと

一人旅をすることが決まったときはやはりワクワクすると思います。「旅行先で何しよう」「旅行先でどんなもの食べよう」「どこでショッピングしよう」など、多くの方は旅先での楽しみをいろいろ調べて計画を練っているのではないでしょうか。

 

しかし、まず初めに調べるべきことはホテルでもレストランでもショッピングモールの場所でもなく、その土地でのヤバいことなんです。普段生活している場所では何ら問題のないことが行く先ではマナー違反だったり、下手したら法律違反になったりすることもあります。他にもその土地の治安やよく起こる犯罪、感染症など知っておくべきことはたくさんあるのです。

 

マニラに旅行した時の話

マニラはフィリピンの首都です。フィリピン旅行として日本人がよく行くのはリゾート地として有名なセブ島ですが、マニラとセブは別の国かと思うほど雰囲気も治安も違うんです。

 

マニラについての知識はあまりなかったので旅行前に下調べをしていたのですが、行くのが嫌になる程不安にさせる記事がたくさん出てくるのです。スラム街、ストリートチルドレン、野犬、発砲事件、スリ、詐欺、ぼったくり、ジカウイルス感染症などなど出るわ出るわ危険な匂いがするワード。その中でも日本人がよく被害にあうのがスリ・詐欺・ぼったくりらしいです。

見知らぬ男につけられる

歩行者があまりいない道を一人で歩いていると正面からぼろぼろの服を着た現地の人が来ました。人通りが少ない道で現地の人と2人キリになるのは嫌な予感がしましたが案の定まずいことが起きました。

 

すれ違う際になめるようにつま先から頭まで全身を見られました。すれ違う際は目が合うだけでしたが、しばらくするとその方は50mくらい後ろで進路を180度変えて私の後ろをつけてくるんです。

 

後を追うスピードはどんどん速くなっていましたのでさすがにまずいと思い人通りの多い道まで私も走ることにしました。下調べの段階で日本人が真昼間にもかかわらず通りでカツアゲにあった話を見ていましたので、移動中に通る道は頭に入れておいたのです。

 

この町ではこういう事件がよく起こるとかこういうトラブルに巻き込まれやすいという情報を予習しておくことがやはり大事だと学びました。 

 

香港に旅行した時の話

こちらは身の危険を感じるような話ではありませんが、知らなかったでは済まされない大事なルールの話です。香港最大の鉄道網であるMTRは空港から街中に行く際や街中での移動には欠かせませんが、MTRは車内での飲食は一切禁止なのです。

 

例えば日本の新幹線の中では駅弁やお菓子を食べたりすることはよく目にする光景ですし、街中を走る電車でも喉が渇いたら水を飲むこともよくあります。しかし、日本では何も問題のないことが国が違えばそれがルール違反になる事があります。もしMTR内でおにぎりでも食べているところを係の人に発見されれば2000HKD(27000円くらい)の罰金になります。ちなみに市内を走るバスでも飲食は禁じられていますのでご注意ください。

事前に調べておくべきこと

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これらの経験から一人旅の不安を少しでも解消するために事前に調べておきたいことをまとめます。

 

その土地の治安を知る

海外旅行・国内旅行を問わず目的地周辺の治安の良さは知っておくことが望ましいです。何も知らないのと治安の良しあしを知っているのではやはり違いますし、スリや置き引きなどのトラブルに巻き込まれないためには気を付けておく必要があります。

 

海外旅行の際は外務省のHPよりその国の治安や感染症などの情報がまとまったページを参照することをお勧めいたします。

今までに起きた事件を知る

治安の良し悪しだけではなく実際に起きた事件や頻発している軽犯罪等も確認しておくことが望ましいです。

 

特に海外旅行の場合は日本人が被害に遭ったという例がとても参考になります。

・タクシーでぼったくりにあった

・写真を撮ってもらったら金銭を要求された

・無理やり物を買わされた

・刃物を向けられて金銭を要求された

など

 

このような実例を知ることで私がマニラ(フィリピン)で経験したようなことが起きてもトラブルに巻き込まれる確率を下げることが出来ると思います。

 

海外紹介サイトを見ていると○○万人当たりの犯罪発生数は日本国内より少ないのでこの国は安全です!!とうたうサイトも散見されますが、これを鵜呑みにするのは危険なので注意してください。日本人が日本で犯罪に巻き込まれる割合と観光客である日本人が現地で犯罪に巻き込まれてしまう割合は違います。

法律・条例違反になる事を知る

国内旅行をするならあまり大きな違いはありませんが、海外に行く場合に気を付けておくべきことです。世界中には様々な文化や宗教、慣習がありますので日本では何も問題にならないようなことが条例違反に該当したり、犯罪になったりすることもあるので渡航先の事を知るのは重要です。

 

・ガムを持っているだけで罰金(シンガポール)

・電車内またはホームでの飲食禁止(台湾・香港・韓国・シンガポールなど)

・横断歩道以外での道路の横断で罰金(ハワイ)

・ビニール袋の禁止(インド)

・迷彩柄の服を着ると罰金(タイ)

など

 

世界各国様々なルールやしきたりがありますので渡航前には確認しておきましょう。

 

文化や宗教の違いを忘れてはいけない

「郷に入っては郷に従え」という言葉がありますがまさにその通りだと思います。全く同じように振る舞うという意味ではなく、観光客だから、日本人だからという理由で好き勝手するよりは、その国の文化や慣習を少しでも理解しようとする姿勢がいいんじゃないかなと思います。

 

その国ならではの文化や風習を真似してみることで視野が広がることもありますし、せっかく遠くまで来たのだから普段の生活では経験しないようなことに積極的にチャレンジして楽しんでみるといのがとってもおすすめです。

まとめ

最後の方は海外一人旅をメインに話していましたが、一人旅をする際は是非「ヤバいこと」に注目してみてください。旅は不安な気持ちが残っているくらいが平和ボケしなくてちょうどいいかもしれませんが、実際にトラブルに巻き込まれないためにも調べてみてください。

 

皆さんの旅行が最高の思い出になる事を願っています。