柴野大造さんのジェラートを食す!世界レベルが滋賀・彦根で?!

世界チャンピオンの柴野大造さんの彦根市銀座街にあるGelateriaAzzurroのジェラート

 

ゆるキャラブームの火付け役であるひこにゃんや、国宝・彦根城で全国的に有名な滋賀県彦根市に素晴らしいジェラートのお店があります。今回はその素晴らしいお店となぜ彦根でお店を開いたのかをお伝えできればなと思います。

 

Gelateria Azzurroについて

2018年4月にオープンした滋賀県彦根市の銀座商店街の中ほどにあるジェラートのお店です。オーナーの青地貴司さんとジェラート職人で世界一の実力を持つ柴野大造さんによって銀座商店街の活気を取り戻そうと企画されました。そのお二方については後に紹介しています。

 

世界一のジェラートが美味しい

世界チャンピオンの柴野大造さんの彦根市銀座街にあるGelateriaAzzurroのジェラート



私はグランピスタチオ(2014年国際大会入賞作品)と南出さんの苺(滋賀県野洲市の農家さん)とプレミアムミルクをいただきました。どのフレーバーも程よい甘さがあり、とても繊細な味わいです。後味はびっくりするほどさっぱりしていました。ミルクの美味しさと喧嘩することなくそれぞれの素材の味が存分に活かされていているのです。

 

コストパフォーマンスが抜群

このお店には3種類の価格設定がありました。

 

・シングル 400円 (税込)

・ダブル  500円 (税込)

・トリプル 600円 (税込)

 

世界トップレベルのジェラートがこの価格で楽しむことが出来るのはめちゃくちゃコストパフォーマンスが良いなと思います。

 

柴野大造さんについて

1975年石川県能登町で酪農家の両親の元に生まれました。東京農業大学を卒業後、故郷である能登町に戻り酪農を継ぎました。厳しい環境の中、生乳を効果的にPRするため幅広い年代から好まれるジェラートの勉強を始め2000年に自身初のお店「MALGA GELATO」をオープンしました。2004年には2店目となる野々市店をオープンしました。その後も独学ながら国内外の数多くの賞を受賞し、業界を活気づける様々な活動に尽力されています。

 

ざっと紹介するとこのような経歴の持ち主ですがこれから詳しく紹介します。

 

誰もが認める圧倒的な実績

まずは何といっても世界一に輝いたこと。2017年にイタリアで行われた「Sherbeth Festival」でアジア人初となるチャンピオンになりました。毎年のように国内外のジェラートの品評会で優秀な成績を収められています。世界ジェラート大使に任命され、日本人で初めて殿堂入りを果たしました。日本ジェラート協会の理事にも就任されています。

 

柴野さんがジェラートに込める想い

柴野さんがこれほどまでの実績を残してきたのは、誰よりもジェラートに対する想いが強いからだと思います。柴野さんは「五感で感じるジェラート」をコンセプトにジェラートを作っています。

 

 

これから思い描くジェラートが毎日どんな人に・いつ・どのような場面で・誰と食べてほしいかも想像しながら製造する。
地域素材や地元の生乳を100%使ったジェラートはもちろん。クラシックな味わいをベースに素材と向き合い、既存の素材と素材をどんな配合比率で組み合わせるかが、ジェラートマエストロの腕の見せどころです。
 実は相性のよい組み合わせは予め決まっていて、組成式も化学理論に裏付けされた基本ベースがある。そこから自分の感性を活かしていかに発展させるかが味のデザインの醍醐味でありジェラートはアートである所以、シンプルな味の小宇宙の中に何種類もの糖の遊びを入れテクニックを駆使しどれだけのストーリーを詰め込めるか、特に大事にしているのがジェラートのアロマ。時には数種類の花やスパイスを駆使し複雑な香りを抽出します。食べた瞬間にそこに風景が浮かぶような甘美な味わいと情熱を表現することを心がけています。そのような独自の製法を考えながら毎日新フレーバーの開発に取り組んでいる。
 人間の五感を刺激する未来体験型ジェラートでいかに既成概念を打ち破れるか、この構想を形にすべく現在進化中である。

引用:GelateriaAzzurroのHPより

 

東京でも大阪でもなく彦根でお店を開いたわけ

そんなすごい方がなんで彦根でお店を開いたのかが私はものすごく気になりました。東京や大阪など人が集まる地域でお店を開けば儲かるだろうに…と。しかし柴野さんと青池貴司さんの考えは全く違いました。

 

自身の出身である石川県能登町の観光大使を務める柴野さんは、地元愛がとても強い方のようです。柴野さんは故郷の能登町で初めてお店を持ちました。地元産の素材にこだわった珠洲市の塩田でとれた「天然塩ジェラート」で注目を浴びました。その活動が実を結び能登町には首都圏や関西圏から多くの観光客が訪れました。

 

そしてオーナーである青池さんもまた地元愛の強い方です。彦根市出身の青池さんは滋賀県の食材を用いて魅力をPRしたい、またシャッターが下りたお店が立ち並ぶ彦根市銀座商店街を復活させたい、そのような思いから地元愛が強く名実ともに素晴らしい柴野さんに声をかけGelateria Azzurroが生まれました。

 

アクセス・営業時間等

場所

滋賀県彦根市銀座町4-27

 

営業時間

11:00 ~ 19:00

 

定休日

水曜日

 

駐車場

店舗裏の長光寺駐車場24.25.26番の3台。数に限りがございますが是非ご利用ください。

 

その他気になることがありましたら、当店HPをご覧ください。

www.azzurro.jp.net

 

最後に:秋の彦根の観光について

紅葉に染まる彦根城や錦秋の玄宮園ライトアップは過去記事で紹介しましたので是非ご覧ください。

紅葉に染まる彦根城

www.doraji-trip.com

 

錦秋の玄宮園ライトアップ

www.doraji-trip.com