新幹線に大きな荷物を持ち込むならどこに置けばいいの⁈写真付きで解説します
新幹線に大きな荷物を持ち込んだはいいがどこに置いておけばいいのかわからなくて不安な方に是非読んでいただきたいです。荷物を置けるスペースや置ける荷物の大きさの目安などを写真付きで解説いたします!
新幹線の車内に荷物を置けるスペース
新幹線の車内に荷物を置いておくことが出来るスペースは大きく分けて3つあります。
① 網棚の上
② 座席の足元
③ 一番後ろの席の裏
それぞれの置き場所についてメリットとデメリットを交えながら詳しく解説いたします。
①網棚(荷物棚)の上
新幹線の車内には共用の網棚(荷物棚)が設置されています。こちらの写真は比較的空いている日中の「こだま」で撮影したものですので、荷物棚はガラガラですが「のぞみ」や「ひかり」ですと、混んでいることが多くたくさんの荷物が収納されている場合があります。
奥行き : 40㎝から45㎝程
高さ : 30㎝から40㎝程
目安 : 飛行機の機内持ち込みが出来る大きさ
メリット
・荷物のすぐそばに座っているのでセキュリティーは高い
・網棚は周りの乗客から常に見える場所にあるので、席を外した場合でも狙われにくい
・足元や身の回りに大きな荷物がないのでゆとりが生まれる
デメリット
・荷物の出し入れが不便
・はみ出すほど大きな荷物は載せれない
・重い荷物を無理に上げるのは危険
注意点
例えば友達と3人で横並びに座ろうとしており、各自がスーツケースや大きめのカバンを持っていたとします。その際に全員が荷物棚にお手荷物を上げようとすると、前後の乗客の頭上まで占領してしてしまうことがあります。荷物棚は共用のスペースですので譲り合って使用することが望ましいです。
②座席の足元
新幹線は普通車でもシートピッチは広く、足元にゆとりがありますので小さめのスーツケースであれば無理せずにおくことが出来ます。
メリット
・鞄にしまってある荷物の出し入れが容易
・衝撃に弱い手荷物でも安心
・ほかの乗客に迷惑がかかりにくい
デメリット
・足元が狭くなる
注意点
お手洗いや電話等で席を外す場合はお気を付けください。足元に置いてある荷物は同じ列の乗客以外からはとても見えにくいので、席を外している間や、うたた寝をしている間に置き引きや盗難が発生しても周りの乗客が気付きにくいです。
※被害に遭われた方は速やかに客室乗務員にお申し出ください。新幹線の車内には防犯カメラが付いていますので解決することもあります
③一番後ろの席の裏
進行方向に対して車内一番後ろの席の裏にはスペースがあります。大きなスーツケースやスポーツ用品などはここに置いている方が多いです。しかし1車両の座席数に対してこのスペースはほんのわずかです。
【裏スペースのスペック】
幅 : 50cm程
高さ : 背もたれに干渉しないのは100cmくらいまで
奥行き : 88cmから132cm程
メリット
・一週間用の大きなスーツケースや、ゴルフバッグなど大きい荷物も置ける
・網棚に上げるのが難しい重量のある荷物も大丈夫
デメリット
・常に荷物から目が離れているので盗られても気づかない可能性がある
・途中駅から乗車する場合は先に荷物を置いている人がいて置けないことがある
・共用スペースを使うことになるため他の乗客とトラブルになる事もある
注意点
目を離すことになりますのでこのスペースに置く場合は荷物が転倒したり転がっていったりしないように、あらかじめ寝かしておくことが望ましいです。写真の黒いスーツケースのサイズは3泊から5泊用(65㎝ × 45㎝ × 30㎝)です。
1番後ろの席に座っている乗客がリクライニングを最大限まで倒した時の様子です。先ほどの写真よりさらに大きいスーツケースやゴルフバッグなどを立てて置いていると、それが邪魔になって迷惑になることもありますのでこのスペースを利用する場合は1番後ろの席を確保することでトラブルを回避できます。
また、この後ろのスペースに荷物を置く際は乗務員に利用している旨をお伝えください。持ち主がわからない場合は途中の停車駅で荷物を降ろす事がございます。
新幹線に持ち込むことが出来る荷物の制限
・タテ・ヨコ・高さの合計が250㎝以内
・重さが30㎏以内
・2つまで
新幹線の車内に持ち込むことが可能な手荷物はこれらの3つの条件が基本となっています。新幹線には携行できるほとんどの手荷物を持ち込むことが出来ますが大きさや重さについて条件がありますので不安な方はぜひこちらの記事をご覧ください。