京都の屈指の紅葉満喫スポット「南禅寺」で秋を感じる!水路閣と紅葉の美しさに心を奪われる
京都には紅葉狩りが出来るたくさんの観光スポットがありますが、今回はその中でもおすすめの南禅寺を紹介します。
臨済宗大本山 南禅寺とは
京都府左京区にある南禅寺は日本で初めての勅願寺(国家鎮護や皇室の繁栄を願い天皇の令により建立されたお寺です。東大寺や仁和寺も勅願寺のひとつ)として1291年(正応4年)に建てられました。京都の人気観光スポットとして国内外を問わず毎年たくさんの観光客が訪れています。
この写真に写っている建物は南禅寺の三門です。1295年(永仁3年)に創立された最初の三門は1447年(文安4年)に起きた火災で焼失し、1628年(寛永5年)に再建されたものになります。三門は現在では国の重要文化財に指定されています。
三門(山門)について
三門とは、仏道修行で悟りに至る為に透過しなければならない三つの関門を表す、空、無相、無作の三解脱門を略した呼称です。山門とも書き表され、寺院を代表する正門であり、禅宗七堂伽藍(山門、仏殿、法堂、僧堂、庫裏、東司、浴室)の中の一つです。南禅寺の三門は別名「天下竜門」とも呼ばれ、上層の楼を五鳳楼と呼び、日本三大門の一つに数えられます。
紅葉がとても風流
南禅寺を紅く染めるもみじは四季を感じられとても風流です。
建物や庭園の「和」の雰囲気とマッチしとてもきれいな様子を楽しむことが出来ます。
方丈庭園を赤く染めるもみじ
江戸時代初期を代表する枯山水庭園である南禅寺の方丈庭園は現在では国の名勝に指定されています。綺麗に紅く色づくもみじと枯山水は非常に相性が良く、秋にしか見ることが出来ない絶景です。
和室に差し込む紅い光が趣あり
この写真も和を感じることが出来てめちゃくちゃ好きです。
薄暗い和室に差し込む紅い光がとても雅やかで見とれてしまいます。
これぞまさしく「和」という感じがしませんか?!
紅葉に染まる水路閣がレトロで渋い
和とは相反する洋風なアーチ型橋脚。年季の入ったレトロな水路閣と紅葉のコラボはとても綺麗で見ごたえがあります。
南禅寺水路閣について
CMやドラマなどでテレビに度々出演している南禅寺の水路閣。
ここは1890年(明治23年)に琵琶湖の水を京都市内に流し産業を活発にするために建造された水路(琵琶湖疎水)になります。翌年には日本で初めての水力発電所が作られ、京都の産業発展に大きく貢献したといわれています。
欧米の建築を参考にして建てられたため、当時は煉瓦造りのアーチ型橋脚が珍しかったのです。
アクセス・営業時間等
場所
京都府左京区南禅寺福地町
アクセス
・京都市営地下鉄をご利用の方
蹴上駅 徒歩10分
・京都市営バスをご利用の方
(32 / 100)93 / 203 / 204系統 東天王山停留所下車 徒歩10分
5系統 南禅寺・永観堂前停留所下車 徒歩10分
営業時間
12月 ~ 2月 8:40から16:30
3月 ~ 11月 8:40から17:00
駐車場
時間貸の駐車場がございます。
是非ご利用ください。