【合格祈願】学問の神様で有名な京都・北野天満宮の見どころ3選を紹介!

北野天満宮

 

人それぞれ何かしらの思い出があるであろうセンター試験も2020年度からは廃止されるというのでこれもまた時代の流れなのかなとも感じます。

 

今回は合格祈願や学業成就で有名な神社である京都の北野天満宮について紹介いたします。

 

北野天満宮について

北野天満宮の鳥居
 

北野の天神さんの愛称で親しまれている北野天満宮は福岡の太宰府天満宮とともに全国1万2000ほどにもなる天満宮・天神社の総本社です。

 

学問の神様として有名な菅原道真公を祭神として祀っていることもあり、受験祈願や学問成就を願う神社として全国的に知られています。

 

901年(昌泰4年)に藤原氏の策謀によって菅原道真公は冤罪で太宰府に左遷され、その後ほどなくして命を落としました。その後京都には数々の災いが起きましたがこれらは菅原道真による祟りだと言われ、御霊を鎮めるために北野天満宮が建てられたと伝えられています。

 

菅原道真について

菅原氏は学問の家系に生まれた道真公は幼い頃から学業に勤しんでおり、情緒あふれるさまざまな和歌や漢詩を詠んでいたことでも知られています。

 

若いころから秀才であった道真公についてこちらのサイトで詳しく解説されていますので気になる方は是非ご覧ください。

 

学問の神様として有名な菅原道真公ですが、道真公は7つの御神徳があると言われています。

 

・農耕の神

・正直・至誠の神

・冤罪を晴らす神

・学問・和歌・連歌の神

・渡唐天神

・芸能の神

・厄除の神

 

です。それぞれについて詳しくは北野天満宮のHPに記載していますのでこちらをご覧ください。

 

 

北野天満宮の見どころ3選

北野天満宮には春の訪れを告げる「梅苑」や秋の風物詩である「もみじ苑」など季節によって様々な楽しみ方があるのですが、今回は一年中見ることが出来る北野天満宮の見どころをお伝えできればなと思います。

 

たくさんの牛の像がある

北野天満宮にある牛の像
 

北野天満宮のみならず全国の天満宮にはたくさんの牛の像があることで知られています。

 

北野天満宮の牛は撫で牛と呼ばれ、自分の身体の悪いところと、撫で牛の同じ所を撫でると快方に向かうと伝えられています。そして撫で牛の頭を撫でると頭がよくなると言われているため、牛の頭を撫でている方はたくさん見かけますよ。

 

天満宮に牛の像がたくさんある理由は正確にはわかりませんが下記のように諸説あるとされています。

 

・菅原道真公が生まれた承和12年が乙丑年であったこと。

 

・菅原道真公が亡くなった延喜3年2月25日が丑の日であったこと。

 

・左遷され太宰府に行く際に牛に乗っていたこと。

 

・菅原道真公が牛を育てていたこと。

 

など様々あり、実は他にもたくさんの牛に関する説があります。

 

華やかな星欠けの三光門

北野天満宮の星欠けの三光門
 

社殿の手前に構える中門は星欠けの三光門と呼ばれ、国の重要文化財にも指定されています。

 

三光門には真っ赤な太陽、金色の月そして銀色の三日月が彫刻されています。太陽と月は彫刻されているのに星が無いことから「星欠けの三光門」と呼ばれ親しまれています。

 

現地に行った際には是非門の真下から見上げてみてください!!

 

国宝に指定されている拝殿

北野天満宮
 

鳥居をくぐり、道なりに一番奥まで進んでくると北野天満宮の社殿(拝殿)が見えてきます。拝殿の奥には石の間と呼ばれる一段低い建物があり、さらに奥に北野天満宮の本殿があります。この複雑な構造は権現造と言われ、日本の神社建築様式のひとつとされています。権現造の発祥は静岡県にある久能山東照宮であり、世界遺産に登録されている栃木県の日光東照宮もこの様式を採用しています。

 

創建は947年(天歴元年)ですが、現在の社殿は1607年(慶長12年)に豊臣秀頼が片桐且元を奉行に再建されたものになります。1959年には国宝に指定され今でも大切に管理されています。

 

荘厳な空気に包まれた北野天満宮の拝殿は非常に見ごたえがありますので是非生で見ていただけたらなと思います。

 

アクセス・営業時間等

場所

京都府京都市上京区馬喰町

 

アクセス

嵐電または京都市営バスのご利用が便利です。

 

嵐電をご利用の方

北野白梅町駅より徒歩5分です。

 

JR・新幹線・近鉄をご利用の方

京都駅から京都市営バスにご乗車いただくのが便利です。

「京都駅」停留所B2乗り場より50系統「北野天満宮 立命館大学前」方面に向かうバスにご乗車し、「北野天満宮」停留所下車し、すぐです。

 

阪急電車をご利用の方

烏丸駅から京都市営バスにご乗車いただくのが便利です。

「四条烏丸」停留所DまたはE乗り場より203系統「北野天満宮」方面に向かうバスにご乗車し、「北野天満宮」停留所下車し、すぐです。

京阪電車をご利用の方

三条京阪駅から京都市営バスにご乗車いただくのが便利です。

「三条京阪前」停留所A1乗り場より10系統北野天満宮 御室仁和寺・山越」方面に向かうバスにご乗車し、「北野天満宮」停留所下車し、すぐです。

 

お車でお越しの方

参道横に200台程度停めることが出来る無料の駐車場がございますので是非ご利用ください。この他にも400程離れたところに第二駐車場もございます。

 

※天神市が開催される毎月25日は参道横の駐車場はご利用できませんのでご注意ください。

 

 

拝観時間

 4月 ~ 9月 5:00 ~ 18:00

10月 ~ 3月 5:30 ~ 17:30

 

拝観料金

境内の参拝は基本的に無料です。

期間限定の梅苑やもみじ苑や宝物殿への入場には別途料金がかかります。

 

最後に:付近のおすすめカフェ

北野天満宮から程近くに京都の伝統工芸品を身近に触れることが出来るおしゃれなカフェがオープンしました。こちらもまとめていますので是非ご覧ください。

 

www.doraji-trip.com