ゴルフバッグや自転車、ペットは大丈夫⁈新幹線に持ち込める手荷物の制限等を詳しく紹介
帰省や旅行などで新幹線を利用する場合、普段よりも手荷物が大きかったり多かったりすることがあると思います。周りの方に迷惑をかけることなく荷物を持ち込めるのか不安な方へ向けて、新幹線にはどれくらい大きな荷物まで持ち込めるのか、何個まで持ち込めるのかなど詳しく紹介していきます。
新幹線に持ち込める荷物の制限について
飛行機には持ち込むことが出来る荷物の大きさや重さについて制限があるのはご存知の方はたくさんいらっしゃると思います。飛行機程厳しい規則はありませんが、新幹線にも持ち込むことが出来る荷物に制限があるんです!!
携帯できる荷物で、タテ・ヨコ・高さの合計が250センチメートル(長さは2メートルまで)以内、重さが30キログラム以内のものを2個まで持ち込むことができます(ただし、傘、つえ、ハンドバッグなどの身の回り品は個数に数えません)。
こちらはJRがホームページで公表している手荷物の制限になります。以下で様々なお手荷物についてピックアップして詳しく紹介していきます。
無料で持ち込むことが出来る手荷物
新幹線に持ち込むことが出来る手荷物には無料で持ち込めるものと追加料金がかかるものがございます。無料で持ち込むことが出来るものは以下の通りです。
・旅行鞄
・スーツケース
・スポーツ用品
・楽器
・娯楽用品
・玩具
・その他携行できる荷物
・盲導犬、介護犬、聴導犬(法律に基づく表示がしてある場合のみ)
・車いす(長さと高さが120㎝以内かつ幅が70㎝以内)
旅行鞄・スーツケースなどの手荷物について
出張や2泊3日程度の短期旅行で使用されることが多いスーツケースやボストンバッグは問題なく持ち込むことが出来ます。
留学や長期の旅行や家族旅行で利用されることが多い一週間から10日目安の大きいスーツケースでもタテ・ヨコ・高さの合計は160㎝くらいですので、よほど特異な形状をしていない手荷物であれば大きさがネックになるということはないと思います。
スポーツ用品や楽器などの手荷物について
スキーやゴルフ、サイクリングなどで遠征する際に使用する機材を新幹線に持ち込むときも基本的には先ほど紹介した大きさ・重さの制限が適用されます。
特にスキー板やスノーボード、ゴルフバッグなどのスポーツ用品やコントラバスやチェロなどの楽器は立てて収納できる場合においては長さが2mを超えるものでも持ち込むことが出来ます。
新幹線にロードバイクやクロスバイク、折り畳み自転車などを持ち込む場合は可能な限り分解して輪行袋に入れることで新幹線に持ち込むことが出来ます。大きさの制限を満たすミニベロや小径車などの比較的小さな自転車であってもそのまま車内に持ち込むことはできませんのでご注意ください。
車いすやベビーカーなど
長さと高さが120㎝以内かつ幅が70㎝以内の基準を満たす車いす・ベビーカーはご利用いただけます。車いすやベビーカーをご利用の方には是非11号車をオススメします。その理由はこちらの記事でまとめています。
持ち込みに追加料金が発生する手荷物
犬や猫、小鳥などの小動物は大きさや重さの基準を満たし、駅係員の許可が下りた場合に限り「普通手回り品きっぷ(280円/1個)」を購入することで車内への持ち込みが可能になります。持ち込み可能の基準は長さが70㎝以内・タテ・ヨコ・高さの合計が90㎝以内かつ重さが10㎏以内です。
手荷物を持ち込む際の注意点
・手回り品の持込みや保管は、お客さまご自身でお願いいたします。
・小動物(ペット等)を持ち込まれる場合は、駅や車内ではケースから出さないようお願いいたします。
・特に大きな荷物などを持ち込まれる場合は、時間帯によっては他のお客さまのご迷惑となることがありますので、細心のご注意をもってお取扱われるよう、ご協力をお願いいたします。
・安全のため、車内の網だなには重量のある荷物や不安定な形状の荷物はお載せにならないようお願いいたします。
・他のお客さまにご迷惑をおかけするおそれがある場合や列車が大変混雑している場合などは、持込みをお断りする場合があります。
まとめ
新幹線には携行できるほとんどの手荷物を持ち込むことが出来ますが、新幹線はあくまでも公共交通機関ですので大前提として他のお客さまに迷惑がかかるようなことはないようにお気を付けください。
大きい荷物を車内に持ち込む際にどこに置けばいいのかはこちらで詳しく解説しています。あわせて是非ご覧ください。