仙台名物の笹かまが美味しい!!鐘崎で手焼き体験をしてきました

鐘崎の笹かま

 

お酒を好きな方ならアテとしてかまぼこが好きな方はたくさんいらっしゃるとおもいます。お酒を普段飲まない方でもかまぼこが好きという方もたくさんいらっしゃると思います。

 

私もかまぼこが大好きなんですが仙台を旅行中にとてつもなく美味しいものを知ってしまったんです。笹かまというかまぼこをご存知ですか?!今回は仙台名物の笹かまについて紹介しようと思います。

 

笹かまとは

 

 

三陸沖に一大漁場を持つ仙台は、古くから鯛やひらめや鮭が豊富にとれました。明治の初め、ひらめの大漁が続き、その利用と保存のため、すり身にして手の平でたたき、笹の葉の形に焼いたのが、笹かまぼこのルーツといわれています。

以来、仙台周辺には、自家製かまぼこを売る魚屋があちこちで見られました。朝早く仕入れた白身の魚を三枚におろし、包丁でたたいて塩や酒、卵白などで味付けし、炭火でこんがり焼いた笹かまぼこ。夕方ともなれば、その焼きたてのいい匂いが街に漂っていたものでした。

引用:

かまぼこ物語 (笹かまぼこの歴史・由来、かまぼこで健康に) | 仙台「笹かまぼこの名づけ親」阿部蒲鉾店(あべかまぼこてん) 公式サイト

 

笹かまぼこ発祥のお店、阿部蒲鉾店のHPに笹かまぼこの成り立ちの記載があります。

 

仙台の笹かまメーカー鐘崎について

 

仙台市若林区にある鐘崎の本社工場

 

私が訪れたのは仙台市若林区にある大手蒲鉾メーカーの鐘崎の工場です。仙台駅からは電車とバスを使い約40分ほどのところにあります。若林区は仙台駅周辺とは打って変わりすごく静かないい町でした。

 

鐘崎の歴史を簡単に紹介

昭和22年創業の老舗かまぼこメーカーになります。鐘崎は昔からかまぼこ生産に関する新しい技術(真空包装、殺菌装置等)をいち早く取り入れ一貫した生産体制を組むことで生産能力や販売地域の拡大に努め、今現在では有名かまぼこメーカーとなりました。

 

敷地内にあるのは工場だけじゃない!

鐘崎の工場の敷地内にはかまぼこ生産の施設のみならず、生産している商品の販売を行うかねざきマーケット、笹かまぼこを手作り体験や手焼き体験ができるかまぼこハウス、全国的にも有名な仙台七夕まつりをPRする七夕ミュージアムなどがあります。

 

かまぼこハウスでは、お子様から大人まで楽しむことが出来るイベントがあります。笹かま手作り体験教室(要予約)や笹かまを自分の手で焼いて食べることが出来ます。今回私は笹かま手焼き体験をしてきました!!

 

笹かま焼き体験が最高

 

鐘崎の笹かま

 

炙りたての笹かまがマジでおいしかったです。

炙ったことで表面が少し焦げ食感にアクセントが付きます。それだけでなく香ばしさや魚の風味が強くなり、より一層かまぼこを楽しむことが出来ますよ!!!

 

作業はいたって簡単で串にささった蒸されたかまぼこを買い、それを熱された網に乗せるだけです。(笑)

 

 

鐘崎の笹かまに対するこだわりがすごい

 

炙ったら何でもおいしくなるのかといえばそれはあながち間違いではないかもしれませんが、鐘崎のかまぼこはそれ自体が材料や製法に徹底してこだわっているからこそめちゃくちゃ美味しいものになるのかなと思います。

 

鐘崎のHPを見てみると笹かまぼこに対する並々ならぬこだわりと愛情がうかがえます。

 

・原料のすり身

・味付けに使う調味料

・食感を決めるかまぼこの厚み

・使用する水

・添加物を極力使用しない

 

などなど、たくさんの項目でこだわりがあるそうです。化学調味料に頼ることなく自然の味を重要視することで素材本来のうまみを全面にだすことが出来るみたいです。体に優しくあっさりとした味わいなのにもかかわらず、魚のうまみが凝縮したかまぼこは一度食べ始めると手が止まらなくなりますよ!!

 

アクセス・営業時間等

 

場所

宮城県仙台市若林区鶴代町6-65

 

 

アクセス

地下鉄東西線 荒井駅より路線バスがあります。

16系統もしくは18系統のバスに乗車後、卸町東五丁目北停留所で下車していただくと目の前に鐘崎の工場が見えます。

 

営業時間

11月現在の営業時間は

10:00 ~ 18:00

となります。

 

※時期によって営業時間が微妙に異なりますので詳しくは鐘崎のHPをご覧ください。

www.kanezaki.co.jp